全力部活「ここだけの話！」：慣れたから・・・？？

こんにちは、全力部活のディレクターを担当している島袋剛といいます。スポーツの現場に本格的に戻ってきたのは2010年に行われた沖縄インターハイ以来で、久しぶりに高校生のTHE青春を全身で感じることができ、自然とエネルギーを貰っています。

今回、私が取材したのは自転車競技。今年の最注目選手は北中城高校の2年生、久貝一心くんです。3月に行われた全国選抜大会ではケイリン競技で3位に入賞した実績があります。

特に彼は短距離の種目に秀でていて、今大会はケイリンやスプリント種目など、個人・団体を含めてなんと6冠を達成。無類の強さを見せつけました。

幼いころから1つのスポーツに熱中し、子どもたちが専門性を高める傾向にある昨今。どの競技においても下の学年が、上の学年の選手を倒し優勝することは、昔に比べて珍しくなくなってきました。全国3位、県総体でも無双した久貝くんもまた、そういった選手なんだろうと思っていたのですが、、、

Q今回の大会の結果を受けての感想は？

久貝「去年は1つも優勝できなかったんですが、今回は6種目で優勝できて嬉しいです！」

えっ、1年生の時は結果が出なかった選手なんですか⁉まさかの回答にビックリ。なんで1年でここまで成長できたか訊ねると…

Qこの1年でなんでここまで強くなった？

久貝「うーん…、バンク（自転車競技場）に慣れたからだと思います」

いやいや、環境に慣れただけで全国3位になるなんて、しかもまだ2年生。まさに伸びしろしかないなぁと感じた久しぶりのスポーツ取材でした。 全国インターハイでの目標を聞くと「優勝したい」と堂々と答えてくれた久貝くん。全国の舞台で頂点に立つことができるのか、要チェックです！

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