海の活動を楽しく発信する番組が今年も始まります。
沖縄の海域は東西1,000キロ、南北400キロ。
沖縄の地図を西日本に重ねてみると、那覇を大阪に置いた場合、最西端の与那国はなんと長崎に位置するほどの広さなのです!
沖縄にとって海は外の世界と隔てる「壁」ではなく、外とつながる「道」として親しまれてきました。
エメラルドグリーンにきらめく美しい海の色を作り出す立役者は「サンゴ」。
サンゴは、海中の二酸化炭素を吸収して体内で光合成を行い、酸素と一緒にミネラルも水中へ放出します。
このことで浄化作用が起き、海水を綺麗に保てています。
サンゴが死んだ後は砕けて白い砂となり、沖縄の海の象徴である青と白の美しいコントラストを作り出しているのです。沖縄に生息するサンゴは200種類。実に世界中の1/4に及ぶ種類のサンゴが沖縄の海で生きています。
いつまでも多様なサンゴが生息可能な豊かな沖縄の海を未来に残せるよう、「海DO宝」では沖縄の海の現状を伝え、沖縄の海と共生するムーブメントにつなげていくことを目的に活動しています。
沖縄県民の暮らしと密接に関わってきた海の豊かさや大切さ、そして海洋環境の現状を子どもたちをはじめ多くの人に知ってもらい、行動するきっかけづくりを広げていくために活動しています。
”海DO宝” (うみどぅたから)
海を「学ぶ」「キレイにする」「味わう」「体験する」「表現する」ことを通して、私たちが何気なく受けとった海という贈り物を、次の世代へしっかりと引き継いでいくために”海と日本PROJECT in 沖縄県”を推進していきます。
放送以外にも情報満載の公式サイト。海関連のイベントから海に関する豆知識などチェックしてみてください。