琉球王国時代、独自の染技で生まれた染物が紅型です。その紅型を300年以上作り続けてきた城間家。16代に当たるのが城間栄市さんです。「作り方は300年前と変わりません」と栄市さんは言います。顔料を用いて色をつけるのは紅型の大きな特徴。2本の筆を使い分け、顔料を繊維の中に刷り込みます。さらに濃い色を重ねてぼかし立体感を出す隈取り。びんがたには独特の手技がそのまま残っています。
出演:16代当主 城間栄市ナレーター:仲田紀久子
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