かつて存在した“本物の魔王“によって恐怖と狂気に支配されていた世界。
何者かによって魔王は倒されたが、その死は平穏を意味するものではなかった。
発端は学術都市ナガンの壊滅。
その事件において、異世界の剣豪、“柳の剣のソウジロウ“の出現が初めて公式記録で確認される。
しかし、この世界の最強は彼一人だけではなかった。
時を同じくしてリチア新公国に集う最強を名乗るにふさわしい修羅たち。
リチア新公国はこの戦力をもって、魔王亡き後の覇権を握るため、世界最大の国家である黄都との全面戦争を準備しつつあった。
黄都はリチアの暴走を止めるべく、リチア首脳の暗殺作戦を画策する。
その実行者に選ばれた者もまた別種の最強たち。
最大規模の“個”の戦力が激突する戦いの火蓋が切って落とされる。
柳の剣のソウジロウ・梶 裕貴
遠い鉤爪のユノ・上田麗奈
星馳せアルス・福山 潤
静寂なるハルゲント・大塚明夫
警めのタレン・朴 璐美
鵲のダカイ・保志総一朗
夕暉の翼レグネジィ・森久保祥太郎
晴天のカーテ・雨宮 天
世界詞のキア・悠木 碧
赤い紙箋のエレア・能登麻美子
濫回凌轢ニヒロ・高橋李依
音斬りシャルク・山寺宏一
鎹のヒドウ・岡本信彦
速き墨ジェルキ・子安武人
月嵐のラナ・花守ゆみり
海たるヒグアレ・杉田智和
通り禍のクゼ・三木眞一郎
静かに歌うナスティーク・堀江由衣
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