石垣島、旧盆の3日間、夜の集落に三線や笛、太鼓、ドラの音が響き渡る。白保の獅子舞は邪気を祓い、その家の子孫繁栄、無病息災を願い、赤子を獅子の口から飲み込ませる習わしがある。獅子に飲まれれば、元気に育ってくれると信じられているのだ。「シーシー」と呼ばれる白保の獅子は、村に幸福と繁栄をもたらす存在。獅子をかぶることは白保の男の憧れだ。
白保獅子保存会 会長 赤嶺幸一さん。
赤嶺家長男の赤嶺幸太さん。
保存会最年長(61)、ボーギ手(獅子を操る人)の宮良寛裕久さん。
若手をまとめるリーダーの長間翔悟さん。
八重山、夏の風物詩「白保の獅子舞」。伝統を守り抜く獅子保存会の4日間に密着。
地域に愛されてきた「シ〜シー」の活動を追う。
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