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3月21日の沖縄BON!!:特集「何もないけど与那が好き!!」

 

与那

沖縄本島のやんばるや、離島のあちこちは今、過疎化が進んでいる。

そんな中“ふるさと愛”を旗印に皆が集まり、

知恵を出し合って地元を盛り上げようとしている集落が現れた。

沖縄県北部、国頭村にある与那集落だ。

集落の三方を山に囲まれた与那はまさに陸の孤島。

 

 

大正6年、馬車道が開通されるまで、南側の集落へ行くには急坂の山道を越える他なかった。

そんな厳しい場所で暮らしているからだろうか、“ふるさと愛”は育まれた。

そして、自分たちの暮らす集落のそのままの姿を見て欲しいと、

昔ながらの地域の暮らしを案内しながら、地元の食材で作った心づくしの料理を食べて頂く…

そんな散策ツアーが誕生した。

 

「ヨンナー散策ツアー」だ。6年前から行われ好評を博した。

ツアーの様子山登り
約100年の間に名護からの道が5回も変わったと言う与那。
その一つ、急勾配の山道「高坂(たかひら)」を登る。

 

与那はかつて林業で栄えた集落。森の中にかつての暮らしの面影が残る。

イノシシの侵入を防ぐために作った猪垣、ダンバル(段々畑)の石垣跡…

与那の暮らしを伝える散歩だ。

お弁当

 

一方、婦人部は散策ツアーのお昼ご飯作る。

山菜のタラの芽・セリの天ぷら、いそあわもちと呼ばれる貝の味噌煮、

いんじゃなばー(にがな)の白和え、くしゃぎば(くさぎば)じゅーしー…

どれも集落で採れた食材を昔ながらの調理法で作った素朴な料理。

地元に残る素朴な食材で、心づくしの「お・も・て・な・し」だ。

 

 

「コンビニもない。映画館もない。居酒屋もない。レストランもない。だけど、与那が好き!」

Tシャツにプリントされた言葉は、

与那の人たちがふるさとを愛し、ふるさとを盛り上げようとする“宣言”のように感じる。

 

何もない与那という小さな集落が、“ふるさと愛”を旗印に地域の活性化を図ろうとしている。

 

ふるさととは何か…ふるさとを愛するとはどういうことか…「ヨンナー散策ツアー」に密着する。

 

 

☆ヨンナー散策ツアー☆
[営業]午前7時~午後0時30 午後2時30分~午後7時
[問合]与那共同店 TEL/0980-41-2287
[定休]日曜

 

 

 

目次

特集「何もないけど与那が好き!!」

魅川憲一郎のオジャマするわよ~「シオン警察犬訓練所」

ミニコーナー「やーなれー運動」

やっぱり麺が好き「グルメエッセンス」

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今週のファッションコーナー

 

 

 

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