2月25日の沖縄BON!!:特集「TOM MAX」
投稿日:2017年2月25日
TOM MAX と聞いて、すぐに作品や顔が浮かぶという人は
アート好きかジャズ好きだろう。
1970年代から今に至るまでの40年間ほど、
高い完成度と鋭い視線で作品を作り続けた故・真喜志勉。
彼はTOM MAXという呼び名で親しまれ、敬愛されてきた。
70年代から80年代はアメリカのポップアートを取り込んだ
スタイリッシュな作品を作り続けた。具象画も抽象画も独自のスタイルで制作。
しかし一方でアメリカと沖縄の関係に生涯通してクールな視線で描き続けた画家でもあった。
ジャズやアメリカンカルチャーへの憧れと沖縄で現実に
目の前に広がる「アメリカ」への葛藤。
その葛藤が代表作「カウントダウン」や晩年の「開眼」という作品を生み出した。
戦後、沖縄の美術界の中で常に孤高で社会と美術の関わりに鋭い目を向け続けた。
しかし常にクールでウィットに富んだスタイルで「沖縄」を問い続けた画家でもあった。
「こんなスタイリッシュでクールな画家がいたのか」と驚きを受けること、間違いない。
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