RBCiラジオスペシャル~お魚の話をしよう~
今日は海の日。
海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う、国民の祝日です。
海からの恩恵といえば“さかな”は私たちにとってなくてはならないものです。
沖縄の海に生息する魚について、魚の不思議、漁獲量に変化は?旬なお魚などなど、沖縄の魚についてお送りしました。
ゲストは沖縄県水産海洋技術センター研究員の秋田雄一さん。
秋田さんは魚の絵も書いています。それがかわいくて上手なのです!
いつか沖縄魚図鑑を作って頂きたい!
勝手に沖縄のさかなクンと命名しました(笑)
もうお一方は泊いゆまち広報部部長の當山清伸さん。
當山さんは沖縄のマグロをもっと広めようと、
沖縄美ら海マグロというブランディングにも取り組まれています。
マグロマイスターとして、スタジオに料理も持ってきて下さいました。
マグロのジャージャーメン マグロの串ステーキ
こんな料理の仕方があるとは! マグロと言われないとわからないくらいの肉感でした!
泊いゆまちのセリの様子はこちら
いろとりどりの魚と、迫力あるマグロがたくさん並んでいました。
この日の水揚げで一番大きいマグロはなんと310キロ超え!
魚は意外と長生きで、グルクンでも15歳、
シチューマチ(アオダイ)で60歳!、
アカナー(バラフエダイ)にいたっては79歳(!!!)の個体が見つかったことがあるそうです。
びっくり! 年齢は耳石というものからわかるそうです。
若い魚に比べてあまり美味しくはないそうなので、
獲れたての魚だからといってすべてが美味しいとは限らないのだそう。
そこで、仲買人の皆さんの、まさに“目利き”が物を言うわけなのですねー。
なるほど。
ある調査によると、一般の釣り人が釣る量が、
海人の30%に匹敵するほど、釣る魚種もあるそうです(想像以上!)
安定したお魚の供給のためにも、獲りすぎないようさまざまなルールを設けています。
◎産卵場の保護区の設置
◎北部地域では35センチ以下のマクブ、40センチ以下のアカジンの漁獲制限
など、他にも地域によって自主的にさまざまな取組もされているようですが、
釣りを楽しむ皆さんもお魚の成育のためにぜひ守って下さいね!