夜空を見上げてみよう!
©国立天文台
最近、夜空を見上げましたか。
よく晴れた日に夜空を見上げると、夏の星座をたくさん見ることが出来ます。月の明かりに負けまいと光輝く星の中には、何億年もかけて届いた光もあるのだとか。
子どもたちの予期せぬ“お休み”が続きますが、たまには家の庭やベランダから、一緒に夜空を眺めてみてはいかがでしょうか。
下記のWEBサイトでは場所や日付を入力して今日の星空を調べることが出来ます。
https://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/skymap.cgi
©国立天文台
2006年、石垣島に天文台が開設されました。日本最西端の天文台で、九州・沖縄地方で最大の光学望遠鏡「むりかぶし望遠鏡」が設置されています。「むりかぶし」というのは方言で、群れ星、昴という意味。施設見学や天体観望会など、一般公開に積極的で、ホームページからは南十字星モニターで、石垣島の美しい夜空を楽しむことが出来ます。
http://www.miz.nao.ac.jp/ishigaki/
アルマ望遠鏡は南米チリの砂漠に作られた22か国の国や地域で運営される電波望遠鏡。66台のパラボナアンテナを連動させることで、巨大な電波望遠鏡となります。人間の視力に例えると「視力6000」に相当。大阪に落ちている1円玉の大きさが、東京から見分けられるくらいすごいんだって。下の映像は、アルマ望遠鏡がとらえた、おうし座HL星の様子。450光年彼方の星に、同心円状の円盤が並んでいる様子がはっきり映し出されました。この円盤の隙間が惑星が作られている証拠だとされていて、若い星の周りで大きな惑星が作られていることは、これまでのどんな理論でも想定されておらず、“惑星の作られている現場”をおさめた新たな発見となりました。
下の動画は完結にまとめられたとても分かりやすいアニメです。
国立天文台アルマ望遠鏡ホームページ
https://alma-telescope.jp/
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