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那覇軍港の海兵隊訓練 県が外務・防衛に抗議

基地問題
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県や那覇市が中止を求めるなか、今月、アメリカ海兵隊が那覇軍港で訓練を実施したことについて、県は15日、外務省と沖縄防衛局に抗議し、今後、訓練を行わないよう要請しました。

県の謝花副知事は15日、外務省の橋本沖縄担当大使と沖縄防衛局の小野局長を県庁に呼び、アメリカ軍がオスプレイなどを用いた訓練を那覇軍港で強行したことや政府がこれを追認したことなどについて抗議し、今後、訓練をしないよう要請しました。
これに対し外務省の橋本沖縄担当大使は今回の訓練で那覇軍港が使用されたことは「一般的」だと説明しました。

「航空機並びに船舶など色々な手段を連携させて、これに対応するのは一般的だと承知している。港湾が活動場所として使用されることもまたありうると思われます」(橋本尚文・外務省沖縄担大使)

日米が基地の使用条件などを定めた5・15メモでは、那覇軍港の主な目的は「港湾施設および貯油施設」と記されていて、この解釈をめぐり、政府と県で見解が分かれています。

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