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流行立ち上がり期 沖縄県知事と医師会が注意喚起

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沖縄県の玉城知事は27日午後会見を開き、県内は今「流行の立ち上がり期」にあるとして、年末年始を前に感染対策の徹底を呼び掛けました。

「県内は流行の立ち上がり期にあると思われます。ここでしっかりとたえられるかどうかが全ての県民が年末年始を穏やかに過ごせるかどうかの分かれ目となる」
(玉城沖縄県知事)

今の県内の感染状況について、玉城知事は「流行の立ち上がり期」にあると述べ、年末年始は帰省などで、県を跨ぐ移動が増えることから、沖縄を訪れる際は、事前にPCR検査を受けるよう呼び掛けました。

また現時点では、新規感染者の大部分を沖縄本島中北部が占めるとしながらも、直近で那覇市や浦添市でも感染者が確認されるなど「広がりが懸念される」として、基本的な感染対策を徹底するよう求めました。

「健康と生命を守るため医療を守るためコロナ対策をくれぐれも忘れずに心して感染防止・感染対策を強くお願いしたい」
(県医師会・安里会長)

年末年始を前に、沖縄県医師会も27日会見を開き、忘年会や新年会はできるだけ少人数で開催し、長時間は避けることなどを呼びかけました。

県内では、1週間の新規感染者数が前の週と比べ、約4倍に増加していて、沖縄本島の北部地域では医療体制がひっ迫する事態となっています。

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