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沖縄県の「不承認」を国が取り消し 4月20日までの承認求める

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普天間基地の辺野古移設をめぐり国土交通省は8日、沖縄防衛局が求める埋め立ての設計変更を不承認とした県の処分を取り消しました。
そのうえで、設計変更を今月20日までに承認するよう県に勧告しています。

設計変更は、今後埋め立てる予定の軟弱地盤を改良するためとして沖縄防衛局がおととし申請したもので、太さ1.6mから2mの杭を約1万6千本海底地盤に打ち込むなどとしています。

申請に対し県は去年11月、杭を打っても改良できない地点が残り、埋め立て後の基地完成は確実ではないなどとして設計変更を不承認としていました。

これを受けて沖縄防衛局は去年12月に不服審査を申し立てていて、国交省による審査が続いていました。

国は不承認の取り消しとともに、地方自治法に基づいて設計変更を今月20日までに承認するよう県に勧告しました。

玉城知事はこの裁決に対し、法的な対抗措置を取るとみられます。

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