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新型コロナ専門家会議 沖縄北部は医療ひっ迫状態

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新型コロナ対策を話し合う沖縄県県の専門家会議が、26日開かれ、オミクロン株に対する対応などが話し合われました。

県庁で玉城知事も出席して開かれた専門家会議では、感染者が増加している沖縄本島北部の医療体制について、病床がほぼ満床になり医療がひっ迫していることから、自宅療養の選択を認める方針が示されました。

また、現在、国の基準に基づき入院し個室での管理などの対応を取っているオミクロン株の感染者などについて、今後は軽症者や無症状者は宿泊施設の療養などを求める声があがりました。

さらに、国が年代ごとの感染者数やワクチン接種率などから計算した予測では、3週間後に1日に予想される新規感染者が最大832人に上ることも報告されました。

このほか、大規模なクラスターの発生をうけ県が外出禁止などを要請しているキャンプハンセンなどから、兵士らが、基地間を結ぶ連絡バスで本島中部のキャンプ瑞慶覧まで移動し中南部に外出していたことを明らかにしました。これについて玉城知事は「対策が徹底されているとは言えない」とし27日にも防衛局に対して改めて申し入れるとしています。

県は、27日開かれる対策本部会議で、今後の具体的な対応を決める考えです。

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