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【キャスター解説】南西諸島周辺の地震発生率

気象・災害 レポート・特集
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(與那嶺キャスター)
25日、政府の地震調査委員会が公表した、南西諸島海溝周辺で発生する地震の確率を改めて見ていきましょう。

今後30年以内に、沖縄県の与那国島周辺を震源とするマグニチュード7から7・5程度の地震が発生する確率は「90パーセント以上」だとしています。

また、同じく30年以内に、南西諸島北西沖の沈み込んだプレート内のやや深い所を震源とするマグニチュード7から7・5程度の地震が発生する確率は「60パーセント程度」だとしています。

また、1771年に「明和の大津波」を発生させ宮古・八重山地方を襲った八重山地震についても新たに言及しています。

過去2000年の間に同規模か、それ以上の規模の津波が明和の大津波を含めて少なくとも3回発生し、小さな規模の津波を含めると「高い頻度で津波が発生していた」としています。

沖縄に住む私たちにも直接関係する今回の調査結果。今後の防災対策に役立てるとともに、日ごろから防災意識を高めておく必要があります。

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