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「興味深い」県外の高校生 軽石問題学ぶ

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沖縄の海の環境について考えようと、29日、沖縄県恩納村の沖縄科学技術大学院大学で、県外の高校生が「軽石」問題について、研究者らと意見交換しました。

これは、全国の高校生に沖縄の環境問題について関心を持ってもらおうと、災害支援などに取り組むNPO法人ユナイテッドかながわが実施している交流プログラムの一環として行われたもので、北海道と愛知県の高校生と地元、恩納村の中学生が参加しました。

この中では、2人の研究者が軽石問題について報告し、このうち、沖縄科学技術大学院大学の御手洗哲司准教授は、風の影響で複雑な経路をたどった軽石が台風で分散され、沖縄本島を覆いつくすような被害に至ったとの見解を示しました。

参加した高校生は、活発に質問して軽石の現状と対策について考えていました。

(北海道から参加した高校生)
「軽石という厄介者にみえてしまうものも教育に生かしていくとか、色んな視点からみていくことが研究としておもしろい」

(愛知県から参加した高校生)
「生徒会活動として新聞、リポートなどにまとめて全校に発表していきたい」

プロジェクトでは、海岸で清掃ボランティアも行いました。

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