第561回 番組審議会
2024 年 3 月 8 日(金)
琉球放送の第561回番組審議会が3月8日金曜日、琉球放送11階会議室で開催され、議題「特別番組共同売店のうた」について審議が行われた。
委員の意見は以下の通り。
●人と人との繋がりと温かさが伝わってくる良い番組だった。楽曲の制作シーンから入った方が「共同売店のうた」のタイトルにマッチしたのではないか。
●共同売店とミュージシャンとを掛け合わせたことや、3 人でひとつの楽曲を作るという企画力を評価したい。都会からの目線で田舎を見るのではなく、大切なものが自然に心に入ってくるような魅力的な内容だった。
●シンプルでわかりやすい構成が理解を助けていた。共同売店で売られているウチカビや草刈り鎌などの商品から、共同売店と住民生活が密接につながっていることをうまく伝えていた。
●各売店が個性的で関心を惹かれた。楽曲制作の様子によって内容に深まりが出て、3 人の一流ミュージシャンのチムグクルや圧巻のコンサートに強く感じ入った。
●共同売店への郷愁を感じさせつつ、セーフティーネットという共同売店のもつ現代的な役割も浮かび上がらせる労作であった。店主の魅力そして地域と熱い思いが共同売店を成り立たせていると気づくことができた。
●奥、神集島、安座真の 3 店舗それぞれの魅力を描きながら、共同売店の意義を問いかける優しさ満載の番組であった。出来上がった歌詞もシンプルでありながら人々に寄り添う思いが込められていた。
●個性的な共同売店が登場したこと、ミュージシャンの作った楽曲によって、共同売店の魅力や本質を引き出すことに成功していた。経営や人材探しの課題についても次の機会では触れてほしい。
出席委員
宮城邦治・森田美奈子・三島わかな・富名腰徹・伊東和美・島袋彩子
欠席委員
仲程拓(リポート提出)