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CORPORATE NEWS おしらせ

第516回番組審議会

2019年9月13日(金)午後4時より

琉球放送の第516回番組審議会が、9月13日金曜日午後4時より琉球放送11階会議室で開催され、「日本のチカラ いきがいのまち~最期まで自分らしい人生を~」について審議が行われた。
意見の概要は以下の通り。

●親身になって利用者ひとりひとりの夢を叶えようとする「いきがいのまち」の様子に心が温まった。経営者・田村さんのパーソナリティーを描くことで、その原動力となったものが何かも理解できた。

●冒頭から「注文が聞こえない居酒屋」が紹介されるなどインパクトがあり、利用者が外食に出かけるラストシーンにも希望が感じられた。沖縄ならではの大らかな気風や、沖縄独自の介護事情が分かる部分も欲しかった。

●田村さんが自らの体験を経て、利用者を全力で支えたいと思うに至ったこと、そこに旅行をしたいという利用者の願いが重なっていくという構成が見事だった。

●「いきがいのまち」を取り上げたことそのものが番組の成功につながっている。エピソードがドラマチックでカメラワークも良く、丁寧な取材をしたことが伝わってきた。

●施設の明るい雰囲気に加えて、スタッフがやりがいや達成感を抱いている様子が心に響いてきた。元校長先生である利用者のエピソードにストーリー性があって効果的だった。

●日本社会が直面する問題に光を当てるとともに、田村さんの人生観や原動力までも引き出していた。この施設を取材対象に選んだ理由や意義について踏み込んで伝えると、なお良かった。

●沖縄の地元感を出しつつ、超高齢化社会という時宜にかなったテーマを取り上げたこと、取材対象を見つける情報収集力を評価したい。田村さんのご家族の思いや、介護事業をスタートさせた経緯も知りたかった。

 
出席委員
幸喜徳子・宮城邦治・成底勇人・崎濱秀光

欠席委員
三島わかな・富名腰徹・伊東和美(いずれもリポート提出)

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