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CORPORATE NEWS おしらせ

第513回番組審議会

2019年5月10日(金)午後4時より

琉球放送の第513回番組審議会が、5月10日金曜日午後4時より琉球放送11階会議室で開催され、「RBCiラジオスペシャル 知って守ろう!イリオモテヤマネコ」について委員から意見が述べられた。
意見の概要は以下の通り。

●堅苦しくなく、このテーマに関心がなくても楽しく聞くことができた。その一方で、学術性を抑えたことにより、発見された時期や希少性などへの言及が不足してしまった。

●イリオモテヤマネコの生態や保護に向けての課題について、仲田アナ、ゲストの伊澤・長嶺両氏がユーモラスに分かりやすく伝えていた。なぜ西表で独自の進化を遂げることになったのかの説明も欲しかった。

●凶暴な性格というイメージがくつがえされ、目からウロコだった。生息域や活動時間帯にも触れると、なぜ車に轢かれるケースが増えたのか理解しやすかったのではないか。

●「耳が丸い」「白い斑紋が耳の後ろにある」などの特徴や、「飼養」という文言が、音声の説明だけでは伝わりづらいのが残念だった。

●鳴き声が聴けたのは良かったが、それ以外はラジオ番組の特性を生かせていなかった。子どもから質問を募って専門家に答えてもらうなど、単調にならない工夫が必要だった。

●初めて知ることが多くて興味をそそられた。笑い声と会話が入り交じり、聞き取りづらい箇所があったのは残念。イリオモテヤマネコを轢いてしまった場合の連絡先も伝えてほしかった。

●3人の軽快なトークで最後まで楽しく聞くことができた。イリオモテヤマネコの姿がイメージできるように会話が工夫されていたり、繁殖期の声を流していたりと、ラジオだからこそ生きる内容であった。

 
出席委員
幸喜徳子・長元朝浩・宮城邦治・三島わかな・松原知之・富名腰徹

欠席委員
成底勇人(以上リポート提出)

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