第486回番組審議会
平成28年9月9日(金)午後4時より
琉球放送の第486回番組審議会が、9月9日金曜日午後4時より琉球放送11階会議室で開催された。会の冒頭、退任した与儀委員に代わって三島わかな委員が就任したことが報告された。その後、RBCiラジオスペシャル「フォーシスターズ 55年の歌物語」について審議が行われた。
意見の概要は以下の通り。
●沖縄で昔から親しまれているフォーシスターズの知られざる歴史を伝えており、価値が高く貴重な内容だ。三線の音色やナレーションも美しく、聴きごたえがあった。
●器楽作品の充実という山内盛彬氏の取り組みが、普久原恒勇氏、そしてフォーシスターズに受け継がれていったことがよく理解できた。貴重な音源の数々にアーカイブの重要性も感じさせた。
●エンターテインメント分野におけるフォーシスターズの活躍とその斬新さ、沖縄の戦後史が描かれた力作。「まだ未熟者である」というメンバーの言葉に、新たな出発が感じられ、心地よく聴くことができた。
●デビューから現在までの様子、ファンの声などといった風景がしっかり伝わってきて、音だけのメディアであるラジオで放送された意義を高く感じた。
●いつでも身近な存在だという印象があったため、結成から五十五年という時の流れに驚かされた。彼女たちを「日常の風景」ではなく、ひとつの歴史としてとらえる良い機会を提供してくれた。
出席委員
大城将保・幸喜徳子・宮城邦治・松原知之・三島わかな
欠席委員
長元朝浩