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CORPORATE NEWS おしらせ

第470回番組審議会

平成27年2月13日(金)午後4時より

 琉球放送の第470回番組審議会が、2月13日金曜日午後4時より琉球放送11階会議室で開催され、創立60周年特別番組「国仲涼子がたどる『琉球の石』~地図伝来の謎~」についての審議が行われた。
意見の概要は以下の通り。

●伊能忠敬の日本地図に25年も先駆けて琉球で地図が作られていたということに、資質の高さ、世界との関わりの様子が見えてきた。60周年にふさわしく歴史ロマンを感じさせる番組。

●琉球人による偉業に感動を覚えるとともに、人々がロマンをもって地図作りに取り組んでいたことを思わせた。測量シーンの再現ドラマでは、当時使われていた道具と現在の道具との比較もあればよかった。

●沖縄出身者を起用し、沖縄の言葉で再現ドラマを作るなど、興味を持たせる工夫が随所に感じられた。畑の地籍を明確にするために行われた測量が地図作りにつながったことにも触れてほしかった。

●大作と評価されるべき番組だ。この地図の存在がどうやって明らかになったのか、日本で作られた地図との対比なども知りたかった。

●日本で作られた地図とは成立過程が異なっており、製作年の早い遅いだけで価値を比較することはできない。タイトルは内容に即して「王家の琉球国図 伝来の謎」などでも良かったのではないか。

●学校教材にも活用してほしい格調高い番組。地図先進国フランスとの共通点も見て取れ、外国にキーパーソンがいたことなども印象的だった。BGMに琉球音楽を使うとより雰囲気が出たのではないか。

●ナビゲーターやドラマ役者ら出演者の選定や、世界を股にかけるダイナミックな構成、軽快な音楽を活用したことなどが功を奏し、番組の成功につながっていた。

【出席委員】
大城将保・佐久眞章・長元朝浩・宮城邦治・与儀弘子

【欠席委員】
幸喜徳子・松原知之(いずれもリポート提出)

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