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CORPORATE NEWS おしらせ

第465回番組審議会

平成26年7月11日(金)午後4時より

 琉球放送の第465回番組審議会が、7月11日金曜日午後4時より琉球放送11階会議室で開催された。
会の冒頭で、7月4日に福岡のRKB毎日放送で開催された『JNN九州・沖縄地区番組審議会委員長会議』について大城委員長より報告があり、その後、「頭に地図を描いて~沖縄盲学校 新校舎へ続く道~」のラジオ・テレビ、両番組ついての審議が行われた。
意見の概要は以下の通り

●長期間に及ぶ取材を行ったことに感心した。ラジオ版の方が、音への感覚が研ぎ澄まされるように感じられた。視覚障害といっても十人十色だということを実感できる内容。

●たいへん見応えがあった。構成がよく、新校舎の開校までをスムーズに見ることができた。校舎の建て替えというまれな機会を逃さず、地道な取材を重ねた点を評価したい。

●一般的にあまりなじみのない盲学校を取り上げており、新校舎建設に伴う校内の変化と、当事者たちがそれに慣れていくまでの過程もよく描けていた。

●開校のタイミングでだけ取材するのではなく、長期間にわたって追い続けた努力が番組に十分に生かされていた。盲動鈴などといった、これまで知らなかったことが取り上げられており、勉強になった。

●視覚障害者がどうやって新しい環境に馴染んでいくか、健常者はどう支援すべきかということを考えさせる良い番組だった。校内のさまざまな工夫が紹介されていたことも良かった。

●先生方の優しく愛情いっぱいの様子が取り上げられており、胸を打った。視聴者がボランティアとして協力する際の要件などを紹介するとなお良かっただろう。

●知らないということは無意識の差別や偏見につながる。まずは知ることが重要だと感じさせる番組だった。あえて街中に学校を作ることで、生徒たちが社会に出るための訓練となることなど、新たな発見に満ちていた。

【出席委員】
大城将保・幸喜徳子・佐久眞章・長元朝浩・宮城邦治・与儀弘子・松原知之

【欠席委員】
なし

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